カツオ水揚げ量日本一の気仙沼港で
買付ナンバーワンの実績を誇る水産会社。
気仙沼から世界へ漁業の魅力を発信。
専務取締役 岩渕 真一さん
世界三大漁場の一つ「三陸沖」が広がる気仙沼港は、生鮮カツオ水揚げ量が24年連続日本一になるなど日本屈指の規模を誇る漁港です。当社は1979年の創業以来、気仙沼の良質な魚を全国・世界へお届けしたいと鮮魚仲買業を軸に加工品製造や廻船魚問屋業で成長を遂げてきました。東日本大震災で2つの工場を失いましたが、現社長の「為せば成る」の理念の元復興に尽力し、 2019年度には気仙沼魚市場での年間買受総金額と委託販売金額の2部門で1位を獲得しました。これは顧客・得意先さま、従業員、各地域の皆さまに支えられながら漁師の方々との信頼関係を築けてきた結果だと思っています。
カツオ、メカジキ、サンマ、サバ、マグロなど季節によって買付する魚は違い、相場も日々変わります。情報収集力や、判断力が問われプレッシャーもありますが、自分が目利きした魚で喜んでくれる人たちがいるので、大きなやりがいとおもしろさがあります。他にも加工製品の開発・製造、営業、機械設備のメンテナンス業務、廻船問屋業務、輸出業務など活躍できるフィールドは様々です。コロナ禍で取り巻く環境も大きく変化しましたが、時代の変化をチャンスと捉え、持続可能な新たな事業の創出や海外事業の拡大、さらには ICTを活用したスマート漁業などデジタル化にも注力していきます。自分の得意分野で活躍したいと思っている方と地域共創しながら三陸の漁業を盛り上げて行きたいたいですね。
当社では、社員のスキル向上を目的とした免許取得支援制度もあり、社宅も完備しています。職場見学やインターンシップ制度も受け入れるなど、新卒、Iターン、外国人など幅広く採用しています。ライフワークバランスが保てる働きやすい環境を整えるべく、就業時間の柔軟性やテレワークの導入など時代に合った新しい働き方を取り入れていくのは喫緊の課題です。

自社工場内で魚を加工。新しい設備も導入。

缶詰加工用のビンチョウマグロの輸出作業。

本社外観。