日本の農業を変え、
日本の農業を守り、
地方を創生。
代表取締役CEO 岩佐 大輝さん
地方創生のためには、地方に力強い産業を創らなければなりません。当社は宮城県山元町において、東日本大震災で甚大な被害を受けたイチゴ農家の再生を目的にスタートしました。先端技術の活用でイチゴ産業を強い産業に育て、強い雇用を生み出し、地域の経済の発展に寄与することを目ざしています。農業40 年の大ベテランの勘と経験とIOT の技術を組み合わせ、匠の技をコンピューターで再現した独自の最先端施設園芸により、高品質なイチゴの安定供給を実現。大きくて甘い「ミガキイチゴ」は、「食べる宝石」をコンセプトに、産地から製法、流通まで一貫してブランド管理が行われ、国内の有名百貨店等、国内外に販路を広げています。
農業が抱える課題は世界全体の課題です。そのため当社では、世界を視野に入れた強い農業を生みだす雇用の創出を目標に、さまざまな事業を展開しています。新規就農者の独立をサポートする事業もその一つ。「黙って15 年は先輩農家の背中を見て覚える」のが当たり前だったイチゴ農家の仕事を1年で習得できる仕組みをつくりました。現在、国内外から就農者が集まり、世界の農業生産を支える技術者の育成が行われています。
当社の社員の職歴は実に多彩で、IT 経営者、外資系企業、公務員、製造業、人事コンサル等様々です。年齢も地域も多彩で多様性に富んでいます。多様な組織から新しいことが生まれるという考えです。過去の経験や実績は問いません。ただ、プロフェッショナルとしての自覚を持って働ける人と仕事をしたいですね。そして失敗を恐れず挑戦してください。私たちは、次につながる失敗であれば価値があると思っています。年齢や前職に関わらず仕事を任せ、一人ひとりの成長をきちんと評価する企業です。みなさんのチャレンジ精神を応援しています。

イチゴは高設溶液栽培を行っています。ハウス内の空気環境は自動制御され安定的に高品位のイチゴを栽培できます。

今日は数ケ月掛けて育てた苗を本舗(ほんぽ)に植える定植日。ボランティアが応援に駆け付けてくれました。