種子から販売までトータルコンサルティング。
AIを活用するスマート農法も視野に。
代表取締役社長 菊地 正浩さん
当社は、水稲や園芸を病気や害虫から守る薬剤や、雑草防除剤、作物の肥料、種子、大型ハウスなどの施設などを扱っています。ちなみに、現在、日本で市販されている農薬は、動物に毎日長期間与えても悪影響がないことが確認された量の最大値(無毒性量)に、安全係数(1/100)をかけたものを、人の一日の許容摂取量として定められています。そのため、農薬本来の目的に従って使用基準を遵守すれば、まったく問題ありません。作物の安定供給には、農薬の適正使用が必要不可欠であることをお伝えするのも、当社の社会においての役割の一つと考えています。
あまり知られていませんが、無人ヘリコプターを使っての直播(じかまき)や、松島の松の防除、 JR 鉄道の除草剤の散布、ゴルフ場のコースの管理のアウトソーシングも行っています。その他にも、無人ヘリを使っての低コスト化や省力化を検討中です。
また、独自の農業資材の開発、経営や販売ノウハウのマニュアル化などにも取り組んできました。 AIを活用するスマート農業を取り入れた提案もして、新しい時代の農業を確立していきたいと考えています。
当社の関連会社には農業法人もあります。周辺の農地では高齢化が進んでおり、残念ながら農業をやめる方も多いです。地域の農地を守るためにも、収益を上げることのできる農業のモデル法人となることを目指しています。
さらに農作物の6次化や、産直センターも行っています。
日本は少子化が問題になっていますが、世界的に見れば人口は増えている状況です。今後、食料を輸入できなくなる可能性もないわけではありません。自国の食糧は、自分たちで作る必要があります。そのためには、まず当社の農業コンサルティング能力を高め、地域の JA や民間企業と手を取り合って、農業の後継者を育て、支えていきたいと考えています。

職場は役職に関係なく挨拶が飛び交っており、毎日笑顔の絶えない明るい環境です!

県内で2店舗展開の農産物直売所では、地域で採れた新鮮・安全な四季折々の野菜を販売してます。