日本で5本の指に入る工場と
お客様目線のサービスを誇る
据付家具の先駆け的存在。
取締役工場長 菊地 宏樹さん
当社は、木製の据付家具(建物の床や壁に直接取り付けて木で出来た家具のこと)を建物の設計段階で提案し、製造・納品・施工・メンテナンスまでを一貫体制で行っています。使用目的や間取りにピッタリ合うオーダーメイド(一品受注生産)の家具を、仙台港工場で製造しています。
早期の自動化・システム化から始まり、今でも「おそらく日本の5本の指に入る生産規模」であるという自負が私たちの大きな自信です。現在も約130人の社員が最新機械や大型機械を使用して日々仕事をしています。
家具の主材料は、木材チップを接着剤で固めた「パーチクルボード」です。その表面にメラミン樹脂を染み込ませた紙を貼り付けるので、薬品や熱にも強く、変形しにくく傷がつきにくい特性があります。古い家具部材をリサイクル材として使用する他、シックハウスの原因とされるVOC の発生を抑えた部材を開発するなど、環境にもやさしい家具作りを行っています。
製造体系の特徴は、お客様の目線を大事にしているところです。学校・病院で家具を使用する先生方が家具に望むのは、丈夫であること・角がないこと・家具にぶつかってもケガをしないことです。当社が今まで培ってきた経験を生かしたアドバイスもご好評を頂いています。更に社訓の1つである「創造性を養う」という言葉を大切にし、時代のニーズに合わせた商品開発にも取り組んでいます。
当社は、質の良い据付家具を量産できる先駆け的存在の企業として知られています。学校・病院・官公庁などに納品し、東京の大病院や一等地にある学校などをはじめ、北は北海道・南は九州まで日本各地で私たちが作った家具が使用されています。
工場の雰囲気は明るく、気軽に話が出来るので、安心して働けると思います。私たちとともに、お客様が喜んで下さる家具を、仙台から発信していきませんか?

300メートルを超える製造ラインでは、機械と人の手による作業を二分化。部材の切り出し加工はコンピュータ制御の機械が行い、最後は全ての家具を人の手で組み立てて仕上げます。

国産材・県産材を使った温もり溢れる木製家具や、木と新素材・異素材と組み合わせて生まれたハイブリット家具の開発など、新しいチャレンジも行っています。