国の宝である農業を守る、新しい業態の量販店。
コミュニケーションを深めながら
成長を続ける元気企業。
代表取締役 髙橋 榮吾さん
1897(明治30)年創業の当社は、「国の宝である農業を守る」を理念に2000年に農業資材を販売する「農家の店おてんとさん」を、2010年には農産物直売所「あじわいの朝」を設立・出店しました。以来、自立し次代へ継承できる農家の育成をサポートする私たちの事業は、生産者と消費者から支持され、売上高・店舗数ともに右肩上がりです。
当社は、種から肥料、農薬、機械まで販売し、さらに生産した農産物の販売も手がける、新しい業態の企業です。農業資材の専門販売は他社の参入が難しい分野であり、直売所も農家と深い信頼関係がないと出店できません。農家との距離が近く、寄り添った関係を築いてきた当社ならではの事業展開ともいえます。
当社の仕事はお客様との会話で成り立っています。専門知識の習得は研修だけではなく、コミュニケーションの中で鍛えられます。農業は個々の地域で状況が異なり、その土地の人に教科書では学べないことをたくさん教えてもらえるからです。会話から自分のやるべき仕事を見つけ、実践し、それが実った時の嬉しさは、何ものにも代えがたいでしょう。
まず、やってみること。私どもがその態度を大事にしているのはそのためです。自ら動き、交流を深め、情報を集め、チャレンジする。そのために、社内においてはフラットな関係のもと、相談も発言もしやすく、のびのびと仕事ができる環境づくりを心がけています。当社の場合、女性の管理職の割合が高いのは、男女の区別なく誰もが持てる力を十分発揮できる態勢がもたらした結果だと思います。
今後は農業経営などに取り組みながら、定年社員や身体の不自由な方の雇用を促進し、地域貢献を果たすなど、さまざまな領域にチャレンジしていきたいと考えています。国の宝である農業の課題を解決し、地域を元気する若い力を求めています。

朝に収穫された新鮮な野菜や果物を「あじわいの朝」で販売する。

農家のお店おてんとさん、あじわいの朝、外商営業、EC事業をコントロールする本社。物流センター機能も備えている。

みんなでわいわい仕事をしている、とても雰囲気が良い本社です。