“安心と安全に貢献”
船舶のディーゼルエンジンのドクターとして、
髙い技術力で、
国内から海外でのメンテナンスまで幅広く展開。
代表取締役社長 小師 喜作さん
遠洋魚業の基地として知られる気仙沼で、半世紀以上にわたって遠洋漁業船のディーゼルエンジンのメンテナンスを行ってきました。現在、持ち前の国内トップクラスの技術を武器に、高層ビルや駅ビルなど陸上の原動機整備などにも活躍の場を広げています。また、早くから海外での船舶整備事業に取り組み、南アフリカのケープタウンなど、日本の遠洋漁業船が立ち寄る港にチームで赴き、修理・メンテナンスを行っています。
当社の強みは高い技術力。乗組員の命を預かり長期間航行する船舶のエンジンにトラブルは許されません。そんなエンジンの点検・整備・補修を長年手がけてきた豊富な実績とノウハウは、今日の揺るぎない信頼性のバックボーンとなっています。
これら技術力の秘密は、未経験者を経験豊富なベテランがしっかり指導する育成体制にあります。研修を3段階に分け、各3カ月サイクルで、工具や部品の名称や機能を学んだり、基礎作業を覚えたりしながら、現場での実習を行います。その後、本人の希望、スキルや適性を踏まえ、適材適所の配置を行っていきます。また、ディーゼルエンジンのプロフェッショナルとして、各種資格取得もバックアップします。メーカー研修などにも積極的に参加し、最新技術に触れることでスキルアップを図っていきます。3~5年の経験を積んだ後には、海外の港における整備業務にあたり、その後、スーパーバイザーとして現地人スタッフの指導者として活躍する職員も数多くいます。
気仙沼は国内外に広く知られた遠洋漁業基地で、世界の海からたくさんの漁船がやってきます。新しい造船工場も完成するなど、受け入れ態勢も整ってきたことから、今後私たちの活躍の舞台も広がっていくことが期待できます。また、エンジン整備技術は機械整備の基本で、高い汎用性を持っています。将来、整備士としてグローバルな舞台で活躍したい、業務領域を広げていきたい、と思う人には最適な環境だと確信しています。

東日本大震災で被災しましたが、2013年6月に元の場所で再建しました。

工場内でのメンテナンス風景です。