海外展開などのアイディアに溢れ、
建設業の3Kイメージを払拭するような
ニュータイプのガテン系企業。
代表取締役専務 菅原 渉さん
土木建設業にもいろいろな分野があって、弊社が得意とするのは道路、特にアスファルト舗装工事の分野です。ニッチな印象を受けるかもしれませんが、売上金額では、気仙沼市の土木工事で、おかげさまでここ数年間、上位の実績を維持しています。
弊社は元々、水道工事関係の小さな会社だったんです。私は大学の工学部で道路舗装を学んで、卒業後に大手アスファルト舗装会社で6年間ほど勤務した経験もあって、家業を継いでから業務形態を現在のように変えてきました。
アスファルトも年々改良されているんですよ。雨水を弾かない、とか。こうした最新技術や工法をいち早く取り入れ、コストダウンのアレンジを施せるのも弊社の強みです。私が業界大手の会社に勤めていた、という経歴もとても役に立っています。
弊社が大きくなった契機は、やはり震災特需です。この時の働きぶりを地元行政関係の方々が評価してくださり、現在の仕事の依頼に繋がっていると思っています。「舗装と言えば菅原工業」が浸透して来たとすれば、こんなに喜ばしいことはありません。
今後は広域で、例えば街全体の道路を総合的に管理するような仕組みを作りたいと考えています。アスファルトにも寿命があるので、計画的にメンテナンスや造り替えを行うような大規模で継続的な仕組みです。いつまでも震災復興事業があるわけではないですしね。それと、2015年からインドネシアに海外事業部を置いて道路舗装事業を展開しているんですが、こちらもまだまだ広げる余地があるので、人の交流や技術指導も含めて、推し進めていきたいと考えています。

台風や大雪など、まちが大変な時に頼りにされます。

夕方になると現場から戻ってきて事務所も賑わいます。

気仙沼から海外(インドネシア)にも事業展開中です★