青果物の提供・提案で
一番お役に立つ、
「地域一番」を目ざして。
代表取締役 前澤 亘さん
株式会社孝州は、昭和21年の創業以来、業務用青果物に特化した卸・販売を行っています。当社は「地域一番」を目指していますが、業界のトップに立つことではなく「一番お役に立つ」ことを意味しています。これは創業時から掲げており、主要な顧客や商売の環境は変化しておりますが、今も変わらない当社の理念として、企業・社員の根幹に根付いています。
お客様から、欲しいものを、欲しい分だけ、という依頼を受け、それを最良の形でお届けすることが当社の役割です。業務としては、産地状況や商品・相場など多角的に情報を把握しながら、お客様に適切な状態での食材提案・提供を行っています。
農家さんが作った食材を破棄することなく、最後まできれいに食べていただくため、どんなマネジメントをして、「最高」「最良」「最適」な状態でお客様にお届けすればいいかを日々考えています。お客様が求める食材の入荷が無い時でも、メニュー内容や栄養価の観点から代替品を考え、お客様の製造・販売をサポートできる社員がいるのも当社の強みです。飲食店等が新しい店舗展開やメニュープランづくりに着手する際も頼りにして頂いており、単純な「食材・メニューの提案」では無く、どんなメニューでお客様に何を訴求するのか、という「価値」を提案することができます。
また、お客様である飲食店等からは、青果だけでなく合わせて肉・魚・加工品等様々な食材のニーズを伺います。当社からメニュー等を提案する際も、青果物以外のものも組み合わせることもあります。そのような場合、肉ならA 社、魚ならB 社等、紹介や情報交換が可能で、信頼関係をもった地元の事業者との協業関係も当社の強みです。仙台の同業者が役割を分担し、それぞれが得意な分野でお役に立っていくことで、仙台の業界全体が発展していくことを望んでいます。
青果流通業は、地域密着型で人と人のつながりが基本にあるため、自動化や効率化が難しい産業だと思います。そのような中、当社では加工・保存・配送技術などの基盤整備を充実させる一方、対面スキルや自己啓発、ライフデザイン等、社員のヒューマンスキルの向上のための研修も実施しています。

当社の配送車は全13台が冷蔵車です。
仙台の街中を日々疾走中 !

低温倉庫で品分けも行うため、お客様に届くまで、確実に鮮度が保持されます。