職人の技と近代設備が融合した生産体制のもと、
社員がいつまでも
幸せを感じることのできる「企業」へ。
代表取締役 高橋 伸治さん
高德海産の強みは、いい魚を見極める目と優れた加工技術です。これは、創業者である父が自らの目や手で水揚げされた魚を選び、加工し、お客様仕様のものを作り続けてきた実績が積み上げたものです。父は「手抜きの仕事は誰にでもできる。そんな仕事を我々がやる必要はない」が口ぐせで、おいしくて安全で、品質の良いものを徹底的に追い求めてきました。それが高德海産のイズムとしてしみ込み、信頼性を得てきたのです。
当社は、世界の海から前浜物まで多種多様な魚を下処理から最終製品まで一貫生産しています。受け継がれてきた職人の技と心、そして近代設備が融合した工場は、高レベルの加工品の大量生産を可能にしています。時間をかけて手作業でウロコやヒレを取り除き、しっかり熟成させて、 自社ブレンドの味をしみ込ませるなど、ひと手間かけた加工は当社ならではです。衛生管理のISOとHACCPの部分を組み合わせた近代設備は、効率的で品質確かな安定生産体制を維持しています。
そして今、このソフト&ハードの融合への高い評価を基に、「新しい時代の食の流通」を視野に入れて、商品企画や製造、物流に関する付加価値を高めた業務の輪を広げようとしています。 BtoBだけではなくBtoCマーケティングの展開。また、本物の和食の輸出を通して日本食・食文化の魅力を海外に発信する役割を果たしていきたいと、その準備を着々と進めています。
また、企業体制も「家業から企業へ」の脱皮を図り、培われた技能・技術を継承しながら経営体質・体制の強化を推し進め、成熟市場でも成長し続け、従業員とその家族がいつまでも幸せを感じることができる環境づくりを確立する考えです。「石巻に高德海産という会社があって良かったね」と誰もが認めてくれる企業になる。その一翼を担う人材を求めています。

深絞りパックライン(目視・検品作業)。

赤魚のウロコ・ヒレ除去作業。

会社外観。