株式会社ゼンシン

目指すは事業領域ナンバーワン!
サッカーを通じて世界中の人々を幸せに。
自分の想いが引き寄せた出会い
追求しつづけるのは社会への貢献

代表取締役 前田 忠嗣さん

1人から始まった会社から届ける多くの人の幸せと喜び

―まずはじめに、株式会社ゼンシンはどのような会社かご説明ください。

代表取締役 前田:当社は「人を育て、人を活かし、社会に貢献する会社」です。

―具体的なエピソードはありますか?

前田:はい。27年前に創業した当時、従業員は一人もいませんでした。私1人しかいないので採用面接を行っても将来性の不安や安定性の問題でなかなか優秀な方を採用するのは難しかったですね。ですから、たとえその時優秀でなくても育て、活かし、事業を続けてきました。今では優秀な方が次々と採用できるようになりましたが、今も当時と変わらない気持ちで取り組んでいます。

―どのような事業を行っていますか?

前田:私たちは事業を通じてすべての人を幸せにすることを目的にしています。その範囲をもっと広くするために全国に展開しようとしていますし、「サッカー療育研究」というツールを使って世界の人々の幸せと喜びを作ろうとしています。

東日本大震災による価値観の転機と、姉と少女の存在。

―サッカー療育を始めたきっかけはなんですか?

前田:東日本大震災により、経営に対する価値観の変化が変化しました。それは、会社の目的が利益を追求するのではなく「社会に貢献する」という変化です。東日本大震災が起きた時、世の中の動きはすべてストップし、事業もストップしてしまいました。特に福島、郡山のサッカースクールでは壊滅的な打撃を受け、当時200人ほどいたサッカースクールの会員が50人ほどになってしまいました。その後も奮闘し、しばらく運営を続けましたが、継続することを断念し閉鎖の決断をしたのです。事業の停止はわたしにとって大きな決断でしたが、そのさなかにも多くのボランティアの方が、がれきの処理などに尽力している。私は、自分の無力で畳まざるを得なくなった事業の整理をしている。その時に感じたのが「力の無さ」でした。一か月仕事を休み、今後について考えました。その休みの期間で思い至ったのが「社会に貢献する」ということなんです。私はその時、事業を拡大することも考えていないし、現状にも満足していました。なら、少しでもいいから「社会に貢献」したいという想いが湧いてきたんです。
けれども、「社会に貢献したい」と心は決めたものの、何をすればいいか見当がつきません。そんな時に出会ったのが、視覚障がい者の少女でした。私の姉は視覚障がいを持っていて、その姉のために名刺をつくってもらおうと思ったのですが、その少女の様子がおかしく、会話がうまく成立しないのです。尋ねたことへの返答がなく自分のことばかり話している。双方向のコミュニケーションが取れない。おかしいと思い、紹介していただいた視覚支援学校の先生に尋ねました。すると視覚障がい以外の特性もあると知らされたのです。私は、少女をお預かりすることをお断りしようとしました。理由はその特性について知識がないこと。それにより、本人や家族に迷惑をかけてしまうと思ったからです。しかし、お断りすると行き場所がないことがわかりました。何とか少女を継続して働いてもらうには知識が必要だと考えて、当時の従業員たちと障がいについて勉強しました。
その過程で、当社が運営するサッカースクールにも障がい児が通っていることに気づきました。知識のない私たちは、その子供たちに障がいがあることに気づいていなかったのです。お話を聞けない。並べない。みんなと一緒にサッカーをしない子どもたちです。そんな子どもたちの存在を知ったのです。その子供たちはいずれやめていき、その後サッカーをすることはありません。障がい者の現実を知ることになりました。障がい者の行き場所がないこと。障がい児には、サッカーをする環境がないことに気づいたのです。つまり社会課題に気づいたわけです。そこで障がい児が安心安全にサッカーできる場所を作りたいという想いで障がい福祉事業に参入することにしました。社会へ貢献したいという想いが引き寄せた出会いが、新しい事業に対する気づきになったのです。

―いきなりですが社長の信念を教えてください!

前田:私の姉は視覚障がい者です。姉は大学進学をやめ職業訓練校に入り卒業後、会社員になりました。それから8年後にマンションを買うと言い出しました。父や母はお金はどうするのなどと反対したものの、貯金した1000万円があると言いマンションを購入しました。姉は自分の意志で生活できる環境は田舎になく、都会にしかないと知っており、その都会で生活基盤を築くため自分の家を持つことを18歳の時に決断していたのです。そのために、働き始めた時から生活を切り詰めて貯金していた。その意志の強さと行動力には感動しました。ですから、障がいのある姉にできて、障がいのない私にできないことはないと思っています。「私の信念は「頼まれごとは試されごと」です」何事にも粘り強くベストを尽くすことを心がけています。

「力なき正義は無力」全ては社会と人のために

―当社はどのような人材を求めていますか?

前田:一言で言うと誠実な人ですね。「素直さ、勉強好き、プラス思考、正直、チャレンジ精神、心優しい人」を求めています。

―最後に株式会社ゼンシンのビジョンをお聞かせください!

前田:私たちの事業領域でナンバーワンになることです。「力なき正義は無力」。正義感をもって業界を良くしたいと言ってみても力がなければ、何もできません力をつけることです。そして、社会を良くするための影響力を持つことです。そんな会社を目指しています。

代表取締役 前田 忠嗣

代表取締役 前田 忠嗣

サッカーを通じて子供達の人間性を育てることを理念としています。

専用の屋内球技場で身体能力の向上と社会適応をめざした療育を行っています。

中堅社員が語るキラリVOICE

子どもたちのハピネスは私たちのハピネス。

毎日サッカーと子供に触れることができる仕事なので子供たちと一緒にサッカーを楽しめる人と一緒に仕事がしたいですね。
やりがいはサッカー指導をする際、子どもたちの成長を間近で感じられることです。子どもたちからの「楽しかった!」、「できるようになった!」という声を聞くと感慨深いものがありますし、仲間達が当人のことを評価しているところを見ると、自分までうれしくなります。ぜひこの瞬間をみなさんにも感じてほしいです! なにか仕事の中で「好き」というものがあり、仲間たちと一緒に会社をパワーアップしたいという想いを持った方や、たくさんの人とハピネスを共有したい方、お待ちしております!

株式会社ゼンシンイメージ4
  • 畠山 明人さん

<会社概要>

株式会社ゼンシン

  • 業種/スポーツ・福祉関連
  • 業務内容/サッカースクール運営事業、障害児通所支援事業(放課後等デイサービス・児童発達支援)、障害福祉サービス事業(就労継続支援B型)
  • 設立/平成8年8月20日
  • 資本金/1,000万円
  • 代表者/前田忠嗣
  • 従業員数/64名
  • 所在地/宮城県仙台市青葉区水の森3-24-1 仙台フィンランド健康福祉センター事業創成国際館206号
  • 電話/022-796-9941
  • WEBサイト/https://zenshin-tm.co.jp
更新日(令和4年8月4日)

求める人材像

人の役に立つことを喜びとする、優しい心を持った人を求めています。技術指導という点では一般のサッカー指導者と同じですが、まずは子供との信頼関係を築くことがスポーツ療育の基本になります。生きづらさを抱えた子供たち1人ひとりに根気よく寄り添い、その経験から多くを学ぶことができる人。サッカーを通じて成長する子供たちの姿はなによりの喜びです。

代表取締役
前田 忠嗣さん